2012年9月1日
今週は出張でブラジルの地方都市に行ってきました。地方の州の人口23万人という首都で宿に泊まったのですが、ここの名前がhotel pousada。ポサダはスペイン語ではposada、自宅の一部を旅人に提供する、いわば民宿のこと。
見た目は立派なホテルなのに、なんか変だと思って調べてみると、ブラジルではhotel pousadaというのは決してチープなイメージの言葉ではないようで、ネット検索するとリゾート地等でも沢山出てきます。ただ、この旅館、洗面所の水道の蛇口がプッシュ式で、しっかり押し込まないと顔も洗えない設計。恐らく漏水防止の為でしょうが、世界中の色々な宿に泊って、居室の洗面所にこのタイプの器具を見つけたのは初めてなので、記念に写真を撮って来ました。
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左:洗面所、コップも無いので歯磨きの後は手で水をすくいました。 右:コンセント 電圧は110Vですが、ソケットの形がスペイン・フランス風、因みにペルーもこのタイプです。
さて、翻って我がペルーの宿泊ですが、Hotel以外にもあちこちにあるのが、ペルーの旅館hostal(オスタル)です。
これもネットで調べてみると、何とUS$5程度から宿泊可能な施設が沢山出てきますが、比較的治安の良い地域にもhostalはあって大勢の旅行者が利用しているようです。
先日も同期の仲間の息子さんが大学の卒業旅行でペルーに来てこういう宿に泊まることになっていたので、安全確認の為に部屋を見せて貰いましたが、中は清潔で立地も良く、また空港からの送迎サービスもあって、大変便利そうに見えました。
ベネズエラにもこうした宿はありますが、今や治安の問題があって日本人にはお勧めできません。
しかし、経済発展がまだまだ進むその他の中南米地域では、観光に力を入れている国も多いので、旅行で行かれる際にはpousada(ポルトガル語)やposada(スペイン語)、hostal(葡・西・英)を利用する機会も出てくるかもしれません。
因みに、今回泊ったhotel pousada、宿泊料金はサンパウロ市内の日系ホテルと同じレベルでした!
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