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執筆者の写真Kaz Suzurida

ブラジルの言葉 desperdício(デスペルヂシウ)=浪費 英:waste 西:desperdicio

2015年5月23日

日本で相撲がある先週と今週は、5時に早起きして相撲観戦、それからジムで汗を流してからテレビをつける生活です。

土曜の朝の番組はComo Será?(ご機嫌いかが?)。

これはブラジルの色々なトピックスを取り上げていて、今のブラジルの動きを知るのに良い番組です。

この番組で今日取り上げられた話題の一つが水道の漏水率。世界で一番漏水率が低い都市として東京(ポル語ではTóquio)が紹介されていました。

水不足に悩むサンパウロの漏水率は34%だそうで、確かに道を歩いていると色々なところから真水が漏れていて、道路の脇を川の様に流れている光景に良く出くわします。

真水の確保は、これからの世界の重要な課題ですが、水の使い方以前に水の流通方法を改善することが、実は行政にとって重要なテーマであること、ブラジルでも社会意識の強いGlobo Visionではシッカリ取り上げています。


ブラジル人は一日に三回シャワーを浴びるともいわれ、それだけで相当な使用量ですが、そうした生活習慣を変えることもさることながら、家庭に届く以前に30%以上も失われる水道の改善は世界中で考えられるべき重要課題。日本では信じられないことですが、漏水率は日本以外の多くの国で極めて高い水準であることが判りました。

家内が一時帰国中なので、自分で朝食を作ろうと冷蔵庫を開けてみたら庫内の温度が室温と同じ。 電気は通じているのに。

ブラジルにも拙宅にも、抑えるべき浪費は他にも沢山あるので、脚下照顧、先ずは自宅内の浪費問題を考える週末にします。

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