11月もあっという間に下旬となって、九州場所ならぬ11月場所も千秋楽を迎えてしまったので、明日から暫く早起きの愉しみがなくなりました。というのも、日本との時差が12時間となっている10月から3月までの間に開催される11月の九州場所、1月の初場所、3月の春場所@大阪は、5時に起きれば幕ノ内後半戦が生で観られるので、早朝目が覚めるオジサンにとって朝の日課になるのです。
季節の話題として、コロナ禍であってもやってくるのがクリスマスですが、パラグアイでは12月8日にクリスマス前の重要な宗教行事であるCaacupé大聖堂への巡礼歩行Peregrinación a Caacupéが行われますし、青年たちが集まるPeregrinación de jóvenes a Caacupéは来週の土曜日にオンライン開催されることが決まりました。
https://www.youtube.com/watch?v=R2V_yGXtnqU
↑昨年改修を終えたCaacupé大聖堂の映像
若者達は普通の巡礼者たちより早く聖堂に到着して、ミサを受けたいということから、毎年二週間ほど早い集会が行われていることに対応するオンライン行事、主催者も宗教の新しい在り方を模索しているようです。
また、街のクリスマスムードも少しずつ盛り上がって来て、市内のショッピングセンターでは恒例の歳末セールに向けたクジの賞品の発表がされて、冷え込んだ消費マインドを回復させようと頑張っています。
だいたい南米の国々の年末セールのクジの賞品は自動車と相場が決まっていて、どんな車種が当たるか?でそのショッピングセンターの”格”が判るのですが、アスンシオンで一番高級とされるShopping del Solの今年の賞品はなんと、イタリアの高級車Maserati社のSUV Levante350で、既に店頭で公開されています。
https://www.shoppingdelsol.com.py/eventos/navidad-para-volver-a-empezar
Levanteという単語、スペイン語では東の方向を意味しますが、ラ米諸国では誹謗中傷とか、うそ・デマなんて言う意味でも使われているようで、この賞品がウソでないことを信じて、ささやかな夢を抱いて買い物に出掛けてみようと思います。
今日のLa Nacion紙の表紙には、新型コロナウィルスのワクチン開発競争が激化しているという記事がトップで掲載されています。
Carrera=競争という単語も有名なスポーツカーの名前になっていますね。
道路面の状態があまりよろしくないアスンシオン市内では、車高の低いスポーツカーは本来走りにくいものなのですが、ここ数年の間に車高の高いスポーツSUVが激増しています。Carreraの会社のSUVであるCayenneも、今や毎日どこかで必ず見かける人気車種になっていて、クジの景品の競争でも、より希少性の高いクルマが選ばれたということの様です。
Cayenneというのは南米の北辺、フランス領ギアナの首都の名前、ここから欧州に輸出された赤唐辛子の刺激が車名の由来という説もあります。
とにかく、新型コロナウィルスをやっつけるピリッと効き目のあるワクチンが早く出来ることを期待しましょう。
出来上がっても暫くの間は抽選で当たらないと接種されないとは思いますが。
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