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執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 orillar(オリジャール)=追い詰める 英:border

今週もパラグアイにおける感染拡大が更に悪化し、世界でも最悪レベルの感染者急増となりました。

今日の累計感染者数は12974人、先週比3593人=38%増、亡くなった方は192人=65人=51%増ということで、外出する人の殆どがマスクを着用し、あらゆるところに手洗い所を設け、人の出入りするところでは必ず検温と手の消毒を行っているパラグアイで8月に入って感染者が激増している背景に何があるのか全く理解できません。

今日のLa Nacion紙の電子版見出し「Paraguay orilla los 13.000 casos y cifra de fallecidos sube a 192」は7月末に5300人だった感染者が倍増以上のペースで増えていることに警鐘を鳴らしています。


実は、このコロナ禍にあってもパラグアイ経済は南米諸国の中ではGDP(スペイン語ではPIB)の落ち込みが比較的小さいと報じられていました。


しかし、 今日から9月6日まで、外出制限が再び強化されますので、今後の感染抑止政策の方向性によっては、更なる経済活動の自粛により景気指数がさらに悪化することはあり得ないシナリオと否定しきれなくなってきています。




今日の言葉「orillar」は元々布地の縁を飾る、という意味で、更に問題を解決する・克服するという意味もあります。追い詰められた状態のパラグアイですが、辛抱強い防止対策の継続で、問題の解決に繋がることを強く期待します。


ところで、NHKのサラメシという番組をご存知でしょうか?最近は視聴者から投稿された映像も紹介しているので、試しに応募したところ、今週の放送で紹介されることになりました。


美味しいパラグアイ料理を提供する日本人家族についてのレポートですが、どんな風に編集されているか判りません。でも、短時間でも生のパラグアイの映像をご覧いただくことができそうなので、是非ご視聴ください。

日本時間8月25日(火)19:30〜 27日(木)12:20〜、30日(日)8:25〜再放送

です。

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