6月1日は世界乳の日Día Mundial de la Lecheでした。
ABC Color紙ではパラグアイの乳業各社が業界を挙げて特集を組んでいました。
人口700万人のパラグアイでの牛乳生産量は年間100万トン、1憶2千万人の日本が700万トンですから一人当たりの生産量ではパラグアイの方が圧倒的に多い様です。
2001年にFAO=国連食糧農業機関が定めた「世界ミルクの日」に関する記述はウィキペディアにもありますが、中国語はあるものの日本語はありません。
FAOの統計データでは、パラグアイの牛乳生産量が僅か32万トンとなっていて、相当低位に位置づけられていますが、何でこのような統計数値が出ているのかは判りません。
パラグアイで最も知名度の高いサッカー選手ロケサンタクルス氏を起用した乳製品農協のホームページをご覧いただけば、パラグアイの酪農の規模感が御理解頂けると思います。
また、西部チャコ地方でもドイツ系農協が牛乳の生産を拡大しており、それを支援する道路の整備も進んでいることが報じられています。
今週は中国の人口バランス改善の為に三人目の子供を容認する政策に転換したとの報道が話題になりましたが、子供の人口比が多いパラグアイでは、乳製品の生産を増やすことで健康を増進する政策が取られています。
先週お届けしたベネズエラ人が撮影したアスンシオンのショッピングセンター紹介映像ですが、画面がブレて見づらかったとのご意見がありましたので、今回はぶれない映像をお届けします。正確にはアスンシオン市ではなく、隣のランバレ市の丘を空中撮影した映像ですが、アスンシオン旧市街や新市街の景色も遠くに見ることができます。
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