6月6日に行われたペルーの大統領選挙決選投票では、1762万の票差が4万票=0.25%と超僅差であるために二週間が経過した今も勝者が確定しない異常事態に陥っています。 直近の報道はこちらで読めます。 https://toyokeizai.net/articles/-/434751 https://elcomercio.pe/resultados-elecciones-2021-segunda-vuelta/ 一方、パラグアイでも明日6月20日に全国の市長=intendenteや市議会議員=concejal、政党理事=directorio de partidos politicosを選ぶ統一地方選挙が行われます。 選挙の投票方法について、新聞で広告されていますが、選挙管理委員会のホームページには投票のシミュレーションが紹介されています。 https://www.tsje.gov.py/ 先ず投票所で身分証明書を提示して投票券を受け取る。 これを投票機に挿入する。 画面の表示に従ってタッチパネル式で投票する。 投票結果が印刷されて出てくるので、自分の投票と合っているか確認する。 印刷された投票用紙を二つに折って、投票箱に入れる。投票したことを確認するためインク壺に人差し指を入れて指を着色する。 パソコンのシミュレーション画面の最後には、「民主主義の強化は私たちの掌中にあります」というメッセージが表示されます。 先週は新型コロナのワクチン接種会場を回った経緯をお知らせしたところ、アスンシオン在住の複数の方々から接種会場の様子や接種方法についての問い合わせを頂きました。 以前、パソコンで登録したことを書きましたが、日本で大混乱している接種券の発行問題はパラグアイでは生じていません。パソコンで登録がしてあれば、接種会場で身分証明書を提示するだけで照会が行われ、接種後はゴルフのスコアカードの様なcertificado de vacunacion=接種証明書が渡されます。 こんなので大丈夫?という感じもしますが、接種の事実は会場にあるパソコンでオンライン登録されますから、旅行などの際にはきちんとした証明書も発行される仕組みです。 いつの間にかデジタル後進国になってしまった日本。誰もが使えるシステムの構築に手間取ってるって言いますが、パラグアイですら出来るのですから社会制度の強化fortalecimientoはシッカリ進めて欲しいものです。 ところで、新型コロナ対策としてソーシャルディスタンス=人と人の物理的距離の確保が新常識となっていますが、何故か皆さん今でも物理的名刺交換をしています。 新常態にふさわしい、物理接触のない名刺交換を可能にしたアプリを名古屋のスタートアップ企業が開発、好評を博しています。 https://app-liv.jp/5339509/ デジタル化の強化やウィルスからの防備は個人レベルでも可能です。是非お試しください。紹介記事ではAndroid非対応ってなってますが、既に対応されています。 https://muneatsu.me/hureco-page/
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