チリの国営石油会社ENEXがパラグアイの国営会社PETROPARと提携し、ENEXブランドのガソリンスタンドestación de servicioをオープンしました。
パラグアイのモータリゼーションが進んでいることはこれまでもお伝えしてきましたが、この10年ほどでガソリンスタンドの数も急増しており、ブランド毎の競争も激化してきています。
二年前パラグアイからの撤退を決めていた隣国ブラジルのPetroBrasのスタンドをCOPETROLが買収し、看板の掛け変えをすることなく営業を続けてきていました。
また、アルゼンチンと中国のJVであるAxionがGaleriaショッピングセンターの前のEXXON MOBILの看板を掛け変えたのも4年前。
今回は、新たにチリENEXを大企業カルテスグループが誘致して、看板を掛け変えるだけでなく、設備も一新してサービス拡大を目指すものです。
旱魃による水位の低下で河川交通が厳しい状況にある中、 道路の整備も粛々と進められており、ブラジルとボリビア・チリを横断する道路の建設も驚くべきスピードで行われていて、パラグアイの農産物や工業製品の輸出も益々便利になってくることは確実です。
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