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執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 Cervesa(セルベッサ)=ビール 英:beer 葡:cerveja

2018年1月21日

パラグアイ人は自らを称して南米で最もビールを飲む国民と言います。

今週報道された以下の記事では、昨年の総消費量が278百万リットルだったとのこと。これを国民約660万人で割り戻すと、一人当たりの消費量は42リットル。

世界の上位50の消費国が紹介されていますが、これによると46位の日本とパラグアイは平均消費量がほぼ同じということになります。

この統計では、ラ米で一番多くのビールを飲むのは世界8位ベリーズ。

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メキシコにくっついた英語圏の小さな国。


次が世界15位パナマ。そして24位ベネズエラ、26位ブラジルと続きます。メキシコが39位、アルゼンチンが44位。その他のラ米諸国はこの表には出てきません。一昨年のデータとされるこの表でベネズエラが依然高ポジションに居るのは不思議ですが、確かにベネズエラでもビールは水替わりに飲まれていました。


サンパウロに居た時は、ブラジル人が夕方になると街角のショペリアというビアカフェで大勢たむろし、つまみも無しにビールだけで話に興じているのを見てユニークな風習と思いました。


パラグアイのユニークなところは、ビールの種類の多さと値段の安さ。地元製のPilsenやCiudapyや隣国ブラジルのBrahmaは勿論、ドイツやイギリス・スペイン等欧州諸国のビールも沢山売られていて、しかも安い!酒飲みには天国と言える環境です。

日本でも最近、個性を主張した地ビールが人気を博しているようですが、パラグアイでもアスンシオン市内のあちこちにミニブルワリーが開業して若者を中心にブームになりつつあります。

以前にも何度か紹介しましたが、パラグアイは隣国アルゼンチンや近くのアルゼンチンから美味しいワインも沢山輸入されていて、しかも税制がシンプルなので銘柄によっては原産地で買うより安い。

また、地元のサトウキビ焼酎(というよりラム酒ですが)のカニャも国際品評会で高評価されるなど、左党にとってたまらない魅力の国となっています。


知られていないけど、知れば知るほど面白いパラグアイ、今年の訪問先に入れてみて下さい。

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