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執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 anticoagulante(アンテコアグランテ)=凝固防止剤 英:anticoagulant 葡:anticoagulante

真冬のパラグアイは今、苺の季節です。

アスンシオン近郊の街Aregua市では、毎年恒例のイチゴ祭りが二年ぶりに開催され、盛況を博しています。


アスンシオンでも、スーパーの生鮮コーナーだけでなく、信号待ちの路上や道端で山盛りのイチゴを売る人達があちこちで見られます。


イチゴの値段は1kg=Gs.25,000からGs.40,000、日本円で400円から650円という感じ。パラグアイの苺には日本の芸術品の様な見た目の美しさや高い糖度は無いものの、昔ながらの酸っぱさや歯ごたえがシッカリあって、練乳ならぬホイップクリームとの相性が抜群、冬の味覚の代表と言えます。


今日はその苺が天然の血液凝固防止剤であるという記事が掲載されました。


https://www.abc.com.py/estilo-de-vida/2021/07/17/la-frutilla-un-anticoagulante-natural/ コロナワクチンの主な副作用の一つが血栓の発生と言われていますので、イチゴを食べてコロナに打ち勝つぞ!そのためにはAreguaのお祭りにも来てね、というメッセージを含むのがこの記事。

先週対象が35歳の全人口に引き下げられて長い行列ができたコロナワクチンの接種会場は、この週末は二回目接種の人を対象としていて、またまた閑古鳥という雰囲気になっています。

というのも、今回提供されているのが中国Sinofarm社製のHayat Vaxワクチンで、ネット上でネガティブな情報が飛び交う中国製品の治験対象になりたくない、ということのようです。


木曜日にはコロンビアでも「循環を良くする8つの食品」という第で、イチゴの効果が紹介されています。

ブルーベリーやイチゴの他、ミカン・水・リンゴ・生姜・にんにく・クルミ・ウコン等が血流を良くする食品なのだそうで、真夏の日本ではイチゴは時期でないとしても、これらのどれかを食すことでサラサラ血液を目指してください。


ところで、世界的なデルタ株の拡大に対応し、パラグアイでは来週水曜日から世界中の如何なる国からの来訪者であっても、到着後5日間は外出禁止となる行動規制が発表されました。

世界的に行動規制が再強化される中、日本ではいよいよオリンピックが始まるようですが、感染しないために、運動・食事・睡眠をシッカリして感染防止に努めましょう。

今週暖かい日が続いたパラグアイも、また週末から冷え込んできており、週明けには最低気温0℃近くまで冷え込むとの予報も出ています。農作物が霜にやられないことを祈ります。

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