2009年9月12日
今日土曜日の午前中は比較的好天に恵まれたカラカスですが、午後の天候は一転してTrueno(雷)が鳴り響き、Granizo(グラニソ=雹)が降ったかと思う間もなく大雨(Lluvia Fuerte、ジュビア フエルテ)、Temblor(テンブロール=地震)と、ありったけの自然現象が一度にやってくるという凄いことになりました。
小生は夏休みで遊びに来ていた長男を送ってMaiquetia(マイケティア)国際空港(海岸沿い)に居り、雹も地震も全く気付かない状況でしたが、風邪で昨日学校を休んだ次男が一人で留守番をしており、この珍しい気象に関する連絡を携帯電話に入れてくれたので、長男の出国手続き(inmigración)を確認後、慌ててカラカスに戻ったものの、大雨の後の毎度の現象として町中が大渋滞になっており、通常よりも1時間以上かけて漸く家に辿り着きました。比較的大きな地震(気象台発表によると震源地はカラカスから西200km以上のMoron周辺、最大震度はマグニチュード6.2)でではあったものの、街中も家も被害は無く、大雨以外の被害の爪あとは全く見られませんでした。
しかし、日本やアジア諸国でもあちこちで地震が頻発している昨今、大きな災害に繋がらないとも限らないこうした自然現象が、強硬な政治運営を続ける政権に対し、心理的不安感を増す材料になるのではないか、と懸念します。
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大雨の影響で洪水と化した街中の様子。多くのクルマが水没していました。
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