2014年6月21日
木曜日19日は宗教祭日Corpus Christiで全国的に休みになりました。
聖体祭=Corpus Christiを祝うのは南米ではブラジル・ボリビア・コロンビアで、同じカトリックでもその他の国では祝日にはなりません。
現在滞在中のアパートホテルではO Estado de S.Paulo紙しかなく、Folha de S.Paulo紙を買うつもりで近所のキオスクに新聞を買いに行って見つけたのがAgora紙。
と言っても朝日新聞の週刊誌ではなく、ブラジルの日刊紙です。O EstadoやFolha(共にR$3,00)と比べると少し安いR$1,90(約90円)で、試に買ってみたら値段なりの内容でした。
ほぼ全面的にサッカーの記事で、スポーツ新聞と一般紙の中間のような感じで、ページ数もFolha紙が60ページなのにAgoraは34ページ。成程、高い新聞にはそれなりの内容があるものだ、と感心した次第です。
このAgora紙でもFolha紙でも一面で取り上げられていたのがVila Madarena地区(サンパウロ西部地区でおしゃれなレストランやバーが集まった若者に人気のエリア)で、ブラジルvsメキシコ戦をテレビ観戦しながら飲み食いした人たちが残した大量の路上ゴミが批判の対象として取り上げられていました。
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同じサッカー観戦でも、先週土曜日にRecife(ヘシフェと読みます)で行われた日本vs象牙海岸の試合で、日本チームは負けたにも拘らず、日本の応援団が自分たちのシート周辺を清掃して帰った様子が報じられ、流石日本人!と高い評価を得ました。
これは、月曜に訪れた客先で初対面のブラジル人に教えてもらった話で、確かに検索してみるとあちこちでニュースが見つかりました。
Japoneses mostram educação acima da média e ajudam a limpar estádio depois de jogo(日本人は試合後の会場清掃で教育水準の高さを示す)
こう言うニュースに触れると、本当に嬉しくなりますね。
ただ、この日の夕方行われたギリシャ(Grecia)との試合は引き分けに終わり、24日にCuiabaで行われるコロンビア戦で決勝リーグ進出をかけて厳しい闘いを強いられることになったこと、ご存知の通り。
それにしても、王者スペインやイングランドが次々に一次リーグで敗退して行く今回のW杯、今のところ(Agora)、南米各国の元気の良さが目立っている様です。
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