今日は世界的に父の日。パラグアイでは母の日(5月15日)も子供の日(8月16日)も日本とは違いますが、何故か父の日だけは世界標準の六月第三日曜日。
GoogleのDoodleも世界共通でしょうか?
今週は冬の寒さも薄れて心地よい日が続きましたが、今日も本当に穏やかな日曜日になりそうなお天気です。(22℃~32℃)
新型コロナによる自粛解除は第三フェーズ入って、行動規制はかなり少なくなったものの、レストランやショッピングセンターの人出は相変わらず少なめで、パラグアイの人々の慎重さを反映しています。(感染者は1362人、死者13人)
今日のLa Nacion電子版でパラグアイの安全性を認める記事が掲載されましたのでご紹介します。
記事によるとInstitute for Economics & Peaceというオーストラリアに本部を置くNGO=非政府系団体が例年発行する世界平和指数という報告書の最新版で、パラグアイの順位が大幅に上がったことを取り上げています。
世界163カ国のなかでの安全指数は75位、日本は9位なので日本とは比較にならないですが、米国が121位、中国が104位で、南米各国の中でもウルグアイ35位とチリ45位に次ぐポジションで、パラグアイの安全性が評価されたようです。
実際にベネズエラ・ペルー・ブラジルとパラグアイの四カ国に住んだ経験からも、パラグアイの安全さは実感しますし、チリやウルグアイには治安や衛生状態の劣悪な居住区が存在することを考慮すると、この順位は更に引き上げられても良いのではないか、と考えられます。
調査結果は今年のコロナ禍の事情は含んでいませんから、現在コロナ被害率が南米最低のパラグアイは、来年のランキングは更に上昇すると想像されます。
ところで、ABC Color紙の電子版には大統領よりも高い給料をもらってる公務員が1500人以上いるという記事が掲載されています。
これによると、Mario Abuto Benitez大統領の月給は37,908,800ガラニ=約5800ドル=約62万円ですが、汚職防止庁Secretaría Nacional Anticorrupciónの長官の月給は54,245,140ガラニ=約8300ドル=約89万円。基本給は2200万ガラニ=約36万円なのに、約53万円の旅費等の諸経費が支給されているとのこと。良くも悪くもパラグアイでは頻繁に政治家の費用対効果が語られています。
勿論、日本でも政治家の給料に対する透明性は確保されていますが、日本の生活に何かとおカネがかかるのは、政治におカネが掛かり過ぎているようにも思います。或いは平和な暮らしの代償と考えるべきでしょうか。
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