2018年11月4日
アスンシオンは緑豊かな首都として知られていますが、緑をもたらす樹木の多くが果樹であることももう一つの特徴です。
📷 拙宅の近くでも、南米ではポピュラーなマンゴの樹だけではなく、レモン等の柑橘類や日本では高価なアセロラなど、散歩の際に少し手を伸ばせば幾らでも収穫できる街路樹が沢山あり、これらの果樹は逆に地面に落ちて、歩行者や停車中のクルマにぶつかり、地面で腐って臭いを発し、雨の際には側溝を埋め尽くして道路冠水の原因にもなる社会問題のタネにもなっています。
📷 マンゴの果実を回収する市の清掃車
こうした果実を有効に活用できないか?はかねてから行政の大きな課題でしたが、今日はこれを解決する動きについての記事を見つけたのでご紹介します。
Buscan cuantificar los frutos de Asunción(アスンシオンの果実を数値化)
https://www.5dias.com.py/buscan-cuantificar-los-frutos-de-asuncion/
この記事によれば、行政と民間のベンチャー企業が協力して市内の果実マップをデジタル作成し、場所や種類・本数等を把握して有効利用につなげようという試みです。
こうして回収された果実が食品として利用されるようになれば、ゴミの削減や行政の収入向上につながると期待されます。
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日本でも銀杏で同じシステムが導入出来れば良いですね。
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