パラグアイのコロナ対策は今週も進展があって、金曜日の深夜アメリカから待望のファイザー社製ワクチン100万回分が到着しました。
パラグアイ政府がこの大量のワクチンを捌くのに選んだ会場がAritirí自動車競技場。つまりレース用サーキット場です。 https://www.youtube.com/watch?v=h0aRBoZtD74 この競技場はアスンシオンの郊外にあって拙宅からでも15㎞、渋滞が無ければクルマで30分で行けるところ。 今回、接種の対象年齢を35歳以上の全ての国民にしたことで、これまで以上の混雑が予想された訳ですが、郊外のレース場を活用することで50万人の24時間連続接種が可能になった訳です。 https://www.lanacion.com.py/hoy/2021/07/10/fue-exitoso-el-simulacro-en-el-megavacunatorio-del-autodromo/ クルマの無い人には辛い会場ですが、そもそも公共交通機関が十分に発達してないパラグアイですから、多くの人が何らかの形で会場にアクセスできるであろうと言われています。 日本ではレースサーキットは富士や鈴鹿など、大都市からは遠い場所にありますが、モータースポーツが盛んな南米では、割と身近なところにサーキットがあります。 2015年にブラジルで外交樹立120周年記念の大花火大会が行われたのも、サンパウロ郊外のサーキット場でした。 https://www.nikkeyshimbun.jp/2015/150915-71colonia.html?print=print https://www.google.com.py/maps/place/Aut%C3%B3dromo+Jos%C3%A9+Carlos+Pace/@-23.7016186,-46.6964023,1261m/data=!3m1!1e3!4m12!1m6!3m5!1s0x94ce4f9641a9dd1d:0x2ddd716298273ac8!2zRXN0YcOnw6NvIEF1dMOzZHJvbW8!8m2!3d-23.70628!4d-46.68842!3m4!1s0x0:0x2ffcdc07da2ca5c0!8m2!3d-23.701185!4d-46.6979544?hl=es-419 先週のサラメシで福岡の立体駐車場運営会社の社長が自ら社員用ランチを調理されてる映像が流れ、感動したので早速この会社にコンタクトし、シェフ社長から御連絡を頂きました。 https://www.daiichi-eg.co.jp/ 実は南米の大都市はどこも慢性的な駐車場不足が生じており、以前から日本の立体駐車場を南米に持ち込めば、社会問題の解決に貢献できると思っていました。 そこで南米各国の自動車登録台数を調べてみました。 この統計、今から5年前の数字であり、パラグアイの登録台数は今年260万台=人口百万人当たり37万台と、この5年間で40%増加していますから、先進国並みとまでは及ばないものの、中南米諸国の中では上位に食い込むようになってきています。 このように良い意味で激しい変化を見せるパラグアイ、ビジネスの視点で競技可能となっていますので、益々ご注目ください。
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